近年、早い段階でのキャリア教育の重要性が注目されています。高校生対象のインターンシップを開催する企業も増えてきました。インターンシップとは、高校生の皆さんが社会に出る前に、企業などの職場で実際に仕事を体験する制度です。
さまざまな職業の仕事現場を、自分の目で見て肌で感じることで、仕事に対する意識や責任感が芽生えます。また、自分に合った職業選びにとても役に立つので、高卒で就職を考えている高校生のみなさんに、とても価値のある体験になるでしょう。
「体験」重視!ドーミーインのインターンシップ
2019年5月28日にドーミーイン松山で行われた高校生向けのインターンシップ。実施のきっかけは、高校の先生がドーミーインをお客様の宿としてよく利用していたことだそうです。
初めての高校生インターンシップを受け入れたドーミーインでは「体験」を重視したプログラムを実施。まず、ドーミーインがどういうホテルなのか、ホテルスタッフがどういう仕事をしているかなどの紹介から始まりました。
昼休みに高校生が興味を持って読んでいたのはドーミーインの「公式FUNブック」。ホテルマンの仕事をする楽しみと本音を集めた冊子です。ホテルスタッフのリアルな仕事ぶり満載のどんなFUNブックなのか、ちょっと気になりますね。
高校生がホテルのベッドメイクを実体験!
客室管理の担当者から直接「ベッドメイク」の指導を受ける体験も。「シーツのシワは最後に手でなでて伸ばす」など、普段の生活にも役立ちそうなコツを伝授してもらいました。細かいアドバイスを受けつつ完成!初めてながら「10点中7点」と高評価をもらいました。
その他にもチェックインや客室を確認する作業など、ホテルの仕事を総合的に体験できるインターンシッププログラムとなりました。浴室にかけるタオルの折り方ひとつにも、「常に美しく見えるように」というハウスキーパーさんの思いがこもっています。高校生にとっては、プロの仕事ぶり、仕事への誇りが感じられのではないでしょうか。
今の夢はホテルマンではないけれど…
今回、ドーミーインのインターンシップに参加した高校生の将来の夢は「お母さんみたいになりたい」「パン屋」「人のために役立つ仕事」などさまざまでした。でも、休み時間にFUNブックに目を通してみようと思ったり、自分のタオルの折り方に手ごたえを感じてみたり…インターンシップに参加した高校生にとって、職業体験は他の仕事に興味を持つきっかけになったようです。ドーミーイン松山での高校生インターンシップの模様はこちらのサイトで詳しく紹介されています。興味のある方はぜひご覧ください。
自分に合った仕事を選ぼうとした時、いろいろな仕事を知っていれば、選択の幅が広がります。いろいろな職業を体験できるインターンシップは、高卒で就職を考えている高校生のみなさんにこそ、必要で魅力的な制度ではないでしょうか。夏休みは、多くの企業が高校生向けのインターンシップを開催します。ぜひ、調べて参加してみてください!