高1、高2生におすすめ
高校1、2年生の皆さん!自分の未来のこと、考えていますか?高卒での就職を決めている人だけでなく、誰もが近い将来社会人となり何かしらの仕事をすると思います。「働くってどんな感じなのかな」そんな風に思ったら、ぜひインターンシップに挑戦してみてください。数日間、リアルな職場で仕事を体験できるインターンシップは自分のやってみたい仕事、興味や適性に気づくチャンスになるはずです。
長期休暇に自分でチョイス
学校のカリキュラムとしてのインターンシップは全ての学校で実施されているわけではありません。そこで、長期休暇などを利用して、自分の興味にあわせた職場に体験を申し込むことのできる方法をご紹介します。
「ロータリークラブ」という言葉、聞いたことがありますか?社会奉仕を目的とした企業の連合団体でさまざまな活動をしています。東京北部と沖縄県の69のクラブで構成される「第2580地区」のWEBサイトには高校生インターンシップの受け入れ意思のある企業の一覧表が掲載されています。
職種のバリエーションがすごい!
申込は、申込書をダウンロードして希望の事業所にFAXするという簡単な方法。学校やグループが対象のプログラムもありますが、高校生なら個人で申し込むことが可能です。リストには豊富なバリエーションの職種が並んでいます。
証券会社の支店見学、病院のクラーク、タイル張り経験、お寺で写経、神社でご祈祷受付、マンション管理立ち合い、美容室のアシスタント、シリンダー錠の組立作業、IT企業でプログラム作り…どうでしょう、興味のわくものはありますか?高校生にはすぐにイメージの湧かないものもありますよね。いろいろな体験をできるのは高校生の特権!ぜひ活用してください。
10年継続のインターンシップ
第2580地区の所属クラブ、板橋セントラルロータリークラブを通じて2017年2月に実施されたインターンシップの様子がブログで紹介されています。もう10年ほど継続している活動とのこと、都立赤羽商業高校の生徒20名が仕事を体験しました。
特殊印刷の会社で印刷機械の取扱いを教わったり、お寺で写経、礼儀作法指導、茶道を体験したり、行政書士事務所から区役所や税務署、法務局に出向いて書類の取得をしたり。金属加工の企業では、社長から事業の苦労話や新しい取組みなどについて聞いたそうです。
興味を持ったら動いてみよう!
会社に職業体験をさせてほしい、と申しこむのは少し勇気がいるかもしれませんね。でも「高校生が会社や仕事に興味を持ってくれた」ということは企業にとっても嬉しいこと。「高校生インターンシップ受入れOK」リストにある企業なら、申し込みがしやすいのではないでしょうか。興味を持った方はぜひサイトをチェックしてみてください。