高校生を対象にしたインターンシップをご紹介するこのシリーズ。ヤフージャパンの公式ブログに大阪オフィスで開催されたミニインターンシップの様子が掲載されています。盛りだくさんの職場体験、実施された内容を詳しくご紹介します。
一応確認、ヤフージャパンってどんな会社?
ご存知でしたか?正式名称はヤフー株式会社、設立20周年をむかえました。主な事業内容はインターネット上の広告事業、会員サービス事業、イーコマース(インターネット上の商品売買)事業などです。
いまや日本のインターネット世帯普及率は8割を超え、スマートフォン人口普及率も7割に迫っています。インターネットの力で日本を希望あふれる社会に変えていくためにヤフージャパンは進化しつづけることに挑戦しています。
ヤフー社員の仕事術体験
ヤフージャパンのインターンシッププログラムは実際のサービス企画、開発、リリースまでの一部を模擬体験し、企画と開発プロセスで大事なことを学ぶのをねらいとしています。サービスを考えるうえで大事なことは3つ。
・なぜ、そのサービスを作ろうと思うのか?
・どんな(世の中の)課題が解決するのか?
・ワクワク・ドキドキする、またはすごく使いやすい!か?
これらを意識しながら「自分たちが毎日使いたいと思うアプリやサービス」を考えます
1日目:ブレインストーミング
通称ブレスト、自由にどんどんアイディアを出し合う手法です。4つのチームからは解決したい課題が色々出てきました。
持ち帰り作業:ペーパープロトをまとめる
発表は1週間後。チームごとにアプリのコンセプトを決め、ペーパープロトタイピング(出来上がりの画面イメージを描いて、動きなどを確認する手法)を模造紙にまとめます。
2日目:発表
4チーム中、2チームがさらに絞り込んだ課題は以下の2つ。
・同じ端末でタブを二つ開いて作業できない
・携帯電話を触りすぎる
発表会を見た大阪オフィスの部長さん達からは、課題をさらに深く掘り下げるようアドバイスをもらいました。
・このサービスで利益を得るためには?
・このサービスを多くのユーザーに使ってもらうためには?
・このサービスを長時間使ってもらうためには?
参加した高校生の感想
「スタッフの見るところが自分たちとは違い勉強になった」「普段使っているアプリを作っている人たちから、自分たちが考えたアプリを評価してもらえてよかった」「今度はプログラミングをやってみたい」とても刺激的な体験だったようですね。生活の中で感じた課題を、インターネットやアプリでどう解決していくか実感できたのではないでしょうか。
インターンシップの目的のひとつは、職場体験を通じて自分の働く姿を想像することです。やってみたい、と思える仕事に出会う大きなチャンスになります。ぜひ積極的にチャレンジしてみてください。
ヤフー株式会社では会社見学をすることもできるそうです。会社説明とサービス体験、オフィスツアーを含む約90分のプログラム。興味のある方は「Yahoo! 会社見学」で検索してみてください。申し込みは学校からのみの受け付けなので、仲間を募って先生に相談してみてはいかがでしょうか。