高校生のお子さんをお持ちの保護者の皆さん、「うちの子のスイッチ、なんとかオンにならないかしら」と思っていらっしゃいませんか?
今、職場体験やインターンシップの重要性が注目されています。学校生活や日常生活では得られない「感動体験」は高校生に大きな刺激になるものだからです。
キャリア教育の一環として学校での取組みも充実してきていますが、高校によって実施の状況にはまだバラツキがあるようです。そこで、高校生が個人でも参加することのできる公募型インターンシップ事業を探してみました。さっそくご紹介しましょう。
「マイチャレ」NPO法人アスクネット
マイチャレンジインターンシップ(マイチャレ)は、愛知県に住む高校生を対象に実施しているインターンシップ。授業や部活動、塾などで忙しい生徒も参加できるよう、夏休みの3日間+2日間(事前事後学習)で行われます。
受入先事業所を見ると、県庁、新聞社、大学や税理士事務所からチーズケーキショップ、人気のアパレル店、鉄工所までバラエティ豊か!どんな高校生でも、自分が興味を感じる企業が見つかりそうです。
ポイントは事前・事後学習
実際に仕事体験に行く前の事前学習(マナー講座、ケーススタディなど)、職場体験を終えた後の事後学習(学んだことの振り返り、今後に活かす発表会)がプログラムに含まれています。目標をもって職場体験にのぞみ、貴重な経験をきちんと自分のものにできるのではないでしょうか。
WEB制作会社でお仕事体験
東京都世田谷区にある株式会社JESTOは、WEB関連事業を行うIT企業です。「高校生インターンシップ」の専用ページを設け、意欲ある高校生に参加をよびかけています。
高校生のインターン体験談
「インターンは高校生から始めた方がいいと思います!高校生って視野が狭くて、自分のことが分からない方が多いと思うのですが、だからこそインターンシップを通して現実と向き合ってほしいです。」
ファッションページのスナップ写真加工や比較サイトのコンテンツ制作に携わった女子の言葉です。やりたいことがたくさんあるという彼女、何が合うかは自分にしかわからないのだから、高校生のうちにしかできないことをやってみよう、とエントリーしたとのことです。自分に合う仕事を発見できたのでしょうか?
JESTOの高校生インターンシップは会社のサイトから直接エントリーすることができます。興味を持たれた方は問い合わせてみてください。
各地で取組み拡大中
高校生のインターンシップは高校、自治体、NPOなどさまざまな組織が主体となって取組みを拡げています。身近な場所に仕事体験のチャンスがあるかもしれません。高校生の皆さんの未来のヒント、ぜひ探してみてください。