高校生、保護者、教員、採用担当者、専門家…全員参加型の高卒就職&就活情報サイト!

高卒就職・採用フォーラム


自分に合った会社・仕事探し、インターンシップ、就職活動の進め方、奨学金情報…。高卒就職・採用フォーラムは、高校生自身から保護者の方、先生、採用担当者まで、高卒の就職活動に携わるすべての方をサポートするサイトです。


相談相手は親じゃない…では誰? 就職活動にまつわる親と子のギャップ

2017/08/24  385 views

無題

どんな気持ち?就職活動中の我が子

進路に悩んだとき、高校生の皆さんは誰に相談をするのでしょうか。友達?先生?それとも一番身近な家族?たとえば「卒業後は就職しよう」と決心したとしても、悩みはつきないことでしょう。そんな我が子をサポートしたい!力になりたい!と思っている保護者の皆さまに知っておいて欲しいデータがあります。

親と子の就職活動ギャップ

厚生労働省の「おしごとアドバイザー」サイトにはさまざまな若者の就職活動に関する情報があります。全国1000名の「就職希望者本人」と「保護者の皆さん」へのアンケート調査。さっそく結果をご紹介しましょう。

就職について「どうにかなる」と思いますか?

YESは本人46.4%、保護者61.5%。保護者の方が楽観的ですね。「どうにかなる」というレベルに過半数がNOと答えてしまう就活者本人の不安が読み取れます。

就職について「手づまり感」を感じる?感じている?

YESは本人69.4%、保護者46.0%。7割の子どもが行き詰まりを感じ、次の動きを想像しづらいようです。いやいや、そんなことはないでしょう、という保護者は過半数。周りが思うより本人は苦しんでいるのかもしれません。

相談相手がいる?

YESは本人49.7%、保護者75.0%。半分の子どもは一人で戦っている気持ちなのです。

親に仕事や就職のことを触れないでほしいと思っている?

YESは本人29.8%、保護者6.0%。当然、保護者は応援したり心配したりしますよね。でも3割の子どもがそっとしておいてほしいと思っているとは…ときには黙って見守ることが大事なのかもしれません。

相談相手は親だ

YESは本人27.8%、保護者42.0%。助けになりたいのに!という保護者の皆さんの気持ちはよくわかります。たとえ自分が相談相手になれなくても、他に頼る人がいてほしいですね。

子ども自身の力を信じている

YESは本人34.4%、保護者は49.5%。子ども自身が自信を持ち、何とかなる、どうにかする、という気持ちになってほしいと思うのですが…。まずは親が子どもの力を信じることから始まるのではないでしょうか。

子の心、親知らず?

体は大きくなり、生意気なことを言うようでもやはり子どもは子ども。学校という同年代に囲まれた場所から社会に出ることには大きな不安があることでしょう。自信の無さ、孤独感、先行きの見えない感覚、保護者が想像する以上に子ども達の悩みは大きいようです。

子どもから見た親への距離感も気になります。親として、とは少し違ったモードを試してみるのもいいかもしれませんね。自身の仕事の話しなど「身近な大人」として接してみてはいかがでしょうか。


関連記事

埼玉県で始める「高卒採用」&「高卒就職」!

コロナウィルスの影響で、高卒生の採用活動は先行き不透明だという企業も多いのではないでしょうか。しかし、「ものづくり」大国である日本において、「ものづくり」の技術


「辞めない、自立心がある、手に職をつける…」工業高校・商業高校の高卒生が人気な本当の理由

文部科学省の発表によると、高卒の求人数は約47万7千人、求人倍率は2.8倍。深刻な人材不足で売り手市場が続く中、高卒就職生の人気は過熱するばかりです。 特


商業高校の就職指導の「今」 商業科、他校の取組みをチェック!

近年、高卒新卒者の求人倍率はうなぎ上りです。厚生労働省の発表によると、春3月卒業予定の高校生の就職内定率は2018年10月末で77.2パーセントと8年連続で前年


「高校生になったうちの子」とのコミュニケーション入門 実践、やる気の出る会話術!

「この子のために!」と思って助言をしても、聞いてもらえないもどかしさ。「もう高校生なのに……!」という苛立ち。そんな我が子とのコミュニケーションに戸惑い


前年同期比13.7%増!2019年3月卒業、高卒新卒求人状況最新情報

9/5は高校生が企業に向け、応募書類を発送を開始する日です。今週中には、高校生からの履歴書や調査書がポツポツ到着し始めると見られます。高校生の採用活動をして