高校生、保護者、教員、採用担当者、専門家…全員参加型の高卒就職&就活情報サイト!

高卒就職・採用フォーラム


自分に合った会社・仕事探し、インターンシップ、就職活動の進め方、奨学金情報…。高卒就職・採用フォーラムは、高校生自身から保護者の方、先生、採用担当者まで、高卒の就職活動に携わるすべての方をサポートするサイトです。


「よい職場」は大切な「居場所」に 。若者の充実感と「居場所の数」の関係

2017/11/27  34 views

森の中のベンチ

「居場所」の意味

お子さんがほっとできる「居場所」について考えたことはありますか?そんな風にあらためて問われると、心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。今後学校や部活、家庭中心の生活から、高卒就職・進学などの大きなライフステージの移行を迎える高校生。「居場所」と人とのつながり、生活の充実感の関連についての調査結果をご紹介します。

「若者にとっての人とのつながり」

2017年版「子ども・若者白書」(内閣府)、冒頭の特集では以下の2つの視点を中心に分析が行われています。
・「居場所」=「ほっとできる、居心地の良い場所としての存在」
・「悩みを相談できる」などの他者とのつながり状態

そこは自分の居場所?

まず居場所を6つに分け「それぞれ自分の居場所と思うか」をたずねた回答結果を見てみましょう。「どちらかといえば」も含め「そう思う」のは「自分の部屋」89.0%、「家庭」79.9%、「学校」49.2%、「職場」39.2%、「地域」58.5%、「インターネット空間」62.1%という数値。

調査の対象が15~29才(6000名、インターネット調査)ですので、フルタイムで働く人の少なさ、アルバイト経験の高校生も含まれていることもあり、「職場」を居場所として認識している若者は最も少ない結果となりました。

また6つの場について、居場所であると感じている場の数は平均3.7で、居場所の数が3つ以上あると回答した人は全体の約75%を占めています。

人とつながってる?

次に、つながりの対象を「家族・親族」「学校で出会った友人」「職場・アルバイト関係の人」「地域の人」「インターネット上の人」の5つのカテゴリーに分け、それぞれの相手とどのようにつながっていると感じているか、についての結果を見てみましょう。質問事項は以下のとおり。
・楽しく話せる時がある
・何でも悩みを相談できる人がいる
・困ったときは助けてくれる
・他の人には言えない本音を話せることがある
・強いつながりを感じている

この回答データを見ると、やはり1番は家族、次に学校の友人、次いで職場・アルバイト関係の人、であることがわかります。職場は「居場所」とまでは言えないけれど、同僚や仕事で関係のある人とはつながりを感じている、という傾向が読み取れます。

居場所の数と充実感

「現在の生活は充実しているか?」の問いにイエスと答えたのは、6つのカテゴリーのうち居場所が「6つ」89.9%、「5つ」86.7%、「4つ」76.3%、「3つ」61.2%、「2つ」52.3%、「1つ」36.4%、「居場所0」が25.3%でした。居場所であると感じている場の数が多くなるにつれ、充実感を持って生活している人の割合が増えることがわかります。

就学・就業の状況と居場所の数の関連を見ると、3つ以上ある割合は「学生」が最も高く83.1%、次に「正規職員」、「専業主婦(夫)」がそれぞれ74.5%と続きます。最も低いのは「無業者(含む求職中)」の53.9%でした。

「居場所」としての職場

高校からの卒業は子どもの環境に大きな変化をもたらします。新しい挑戦や、乗り越えなければいけない壁に向き合うとき、他の人と関わり、つながりながら成長していくことが重要です。居場所も、人とのつながりも「作ることができる」もの。高卒で社会に出る若者にとって「職場」=「よい居場所」のひとつとなるよう、本人の意志はもちろんのこと、周囲のサポートが必要なのではないでしょうか。


この記事の関連タグ
, , ,
関連記事

4年育てて大卒以上の戦力へ 採用難で注目の「高卒新卒」最新事情

深刻化する人手不足のなか、高卒で就職する高校生に注目が集まっています。大学生の新卒採用に苦労する企業が増加しており、今後、より高卒採用シフトを強める会社


高校生に地元企業の魅力をアピール! 自治体と銀行が連携、「学校へ行こう」プロジェクト

地域の銀行と高校生? 「地元の優良企業」の情報。これは高卒で就職を考える高校生にとってとても関心の高いものです。「地元の企業のことをよく知っている」といえ


どう関わる?こどもの就職活動 家庭でできる「自分らしさ」発見サポート

「高校を卒業したら就職する」と決めたお子さん、あるいは「就職しようか迷っている」お子さんに対しどのように接していらっしゃいますか?高校生の就職活動は短期決戦


不安とギャップを減らす! 高卒向け採用サイト、必須コンテンツTOP3

2018年3月の高卒新卒採用の求人倍率は2.08倍と25年ぶりの高水準を記録。一方、就職を希望する高校生の数は前年より2.6%減少しており、企業にとっては採


「めざせ!地域のスペシャリスト!」 石巻北高校、総合学科からの挑戦

高校生と仕事=キャリア 高校卒業後の就職と職種をイメージして進路を選ぶ中学3年生は多くはありません。工業高校などの職業学科を選び、高卒で就職するイメージを