高卒求人倍率、25年ぶりの高水準
2018年年3月高卒新卒者の求人倍率は全国平均2.08倍(2017年7月末)。7年連続で上昇し25年ぶりの高水準を記録しました。高卒で就職する生徒を採用したい、という企業の意欲が高まっており採用を成功させるためにはより工夫が必要になっています。
高卒採用自社サイトを作りませんか?
高卒の新卒採用は求人票の公開のタイミングが決められており、高校生は短期間で応募する企業を決めなければなりません。また全国統一の求人票のフォームは企業独自のアピールが難しく、応募意欲を高めるには十分ではありません。そこで自社に関する理解を深め、積極的にアピールするツールとして「高校生向け自社採用サイト」を用意する企業が増えてきました。
まずは「強み」の洗い出し
高校生に働くことをイメージしてもらい、応募の意欲を高めるために、まず「自社の強みの棚卸し」をする必要があります。事業の意義や仕事のやりがい、キャリアプランなど社員目線での強みの明確化で採用をブランディング。そのうえで、求める人材像や伝えたいメッセージの含まれたコンテンツ作りをすることになります。
採用サイトの必須項目とは?
打ち出したい内容が決まったら、サイトの設計をしましょう。高校生が知りたいこと、自社が伝えたいことに焦点をあてると、具体的には以下のような項目が重要になってきます。
1.何をしている会社か(事業内容・企業理念)
特に一般消費者向けではない事業を行っている企業は説明の必要があります。WEBサイトならではの写真や動画の活用が効果的です。
2.社員がどんな風に働いているのか(業務紹介・人材像)
活躍する社員を通じ、社風や業務内容・適性などを伝えることができます。
3.どんな待遇なのか(給与・福利厚生・制度)
給与、労働時間などは「思っていたのと違う」という理由で早期退職の理由になることがあります。明確に提示した方がミスマッチを防ぐことができます。
4.将来どうなるのか(キャリア)
「長く働いてキャリアアップして欲しい」という企業の期待や高卒社員の昇進実績などを伝えることで、高校生に長期の展望をイメージしてもらうことができます。
5.若手社員の生の声(社員インタビュー)
入社のきっかけ、担当している仕事、職場の雰囲気や人間関係など若い社員のモデルケースは高校生に安心感を与えます。
自由度の高い「自社採用サイト」
自社で用意する採用サイトは、自由に作ることができるのが魅力。仕事風景やインタビューの動画を載せたり、高校生インターンシップや職場見学、会社説明会の広報などもできます。また、高校生がよく利用しているSNSとの連動も可能。エネルギーをかけ高校生の採用に本気で取り組んでいる、という企業の姿勢自体も強いアピールになるのではないでしょうか。高卒生を積極的に採用したいとお考えの企業には高校生採用サイトの設置、おすすめです。