高卒新卒の採用をお考えの企業ご担当者の皆さま、7月の求人票公開に備えた準備は万全でしょうか?6月1日にはハローワークへの求人申込が始まりました。高校生の就職活動は短期間なので、採用活動もスピードとタイミングが重要。スケジュールをしっかりおさえて、高校生採用の波に乗り遅れないようにしましょう!
今年も人気!高卒就職生
昨年の新卒採用は、想定していた人数を確保できなかった企業が多くありました。今年も就職したい高校生への注目は大きくなりそうです。大学生の採用だけで欲しい人材を充足できず、それまで実施していなかった高校生採用を開始したり、採用数を大幅に増やす大企業も多数。中小企業の高卒新卒採用はライバルが増え厳しいものになっています。
2018年の求人活動開始は7月2日
2018年は7月1日が日曜日。多くの地域で7月2日が実際の活動開始日となっているようです。7/2から可能なのは高校への求人票送付、求人申のための学校訪問など。学校によっては持参された求人票と郵送された求人票を分けて扱うそうなので、学校との関係づくり、高卒生重視のアピールの一環として持参ができればベターです。求人票とともに配付が可能な求人要項(パンフレット等)などの準備もしっかりしておきましょう。
夏休みの職場見学開催は必須!
応募の意思を固めてもらうためには、夏休みの職場見学はとても重要です。高校生は求人票を見たり、先生や保護者の意見を聞いて志望先を数社に絞り、そのうえで職場見学に足を運びます。「この職場で働きたい」と思わせる職場見学になるようぜひ工夫をしてください。高校生の就職活動は1人1社制。第一志望にならなければ、応募そのものをしてもらえません。9月5日の応募開始の時点はもとより、応募書類を整え始める8月には高校生の応募の有無や数はほぼ決定しているのです。
早まりつつある内定時期
2017年の高卒就職の内定決定率は9月末時点で6割を超えました。9月16日の選考開始からたった2週間。多くの高校生がスピード内定を決めています。高校生の採用活動スケジュールには地域のハローワークで定められたルールがあり、前倒しで行うことはできません。短期間、かつ働きかけに制限がある高校生採用のスケジュールとルールに即した対応が求められます。
短期間勝負の高卒新卒採用には、インターンシップの実施など求職活動以外での高校との関係づくり、高校生向けの情報提供をする自社サイトなど通年で行う土台となる取組みも重要な意味を持ちます。9月の採用試験に向け、計画的に高校生へのアピールを行ってください。7月2日の求人票公開から始まる求人活動はスタートダッシュが肝心!7、8月で高校生の自社への応募意欲をしっかり作り、2019年3月高校新卒採用を成功させてください。