2019年3月卒業の高校生新卒採用、求人活動が始まりました。2018年は7/1が日曜でしたので、本日7/2(月)からハローワークで受理印が押された求人票の交付が始まります。同時に、高校への求人票送付も解禁となり高卒新卒採用が本格的にスタートしました。
求人票はいつ送ればいい?
答えは「なるべく早く」です。「高校生の採用って9月からでしょ?」確かに採用・選考の開始は9/16。しかし、高校生の応募する会社選びはほぼ7月中に済んでいるといっても過言ではないのです。
高校生のスケジュールを考えてみてください。7月の始めはだいたい期末テストが実施されます。その後、就職を希望する生徒たちは1学期の終業式である7/20頃に、その時点までに学校に届いている求人情報を見始めます。そして7月の最終週から8月第1週にかけ、応募候補となる会社への「応募前職場見学」に出向きます。
お盆前に受験企業決定
そして多くの場合、8月初旬に受験する会社を決定。その後は履歴書などの応募書類を準備したり、面接の練習などを行います。高校生の応募は1人1社制ですから、その時点で志望先として選ばれていなければそもそも応募してもらえません。少しでも高校生の目に触れるチャンスを増やすためにも、早期に求人票が高校に到着するよう手配をしてください。
求人票は持っていく方がいい?
「郵送?学校訪問?なかなか人手がなくて持参するのは難しい…」そんな悩みを感じていらっしゃる企業もあるでしょう。実際、求人票の持参にはどんな効果があるのでしょう?
今度は学校の立場を想像してみましょう。もちろん郵送で丁寧に送られてくる求人票も大事にされますが、先生方の一番の思いは「生徒を歓迎し、大切にしてくれる企業に就職させたい」ということ。実際に担当者が足を運び、会社の情報を提供しようとする企業の方が生徒に薦めやすいのではないでしょうか。学校によっては求人票の「郵送フォルダー」と「持参フォルダー」が分けられているそうな。できる限り「持参」をし、学校側の担当者とお話しすることをお勧めします。
WEBで公開されるんでしょう?
指定校求人を選択していなければ、高卒就職情報WEBサービスに求人票が公開されます。ただ、実際高校生が応募企業を選ぶときにはWEBサービスを検索するよりも、学校に紙で来ている求人票を見比べることが多いのも事実。自分の関心のあるポイントに絞って閲覧することができ、進路指導の先生のアドバイスを受けることもできます。大人気の高卒新卒生、ただハローワークのWEBサービスに求人票があるだけでは応募の確保は難しいのではないでしょうか。
高卒新卒採用は短期決戦。ちょっとした出遅れが、採用活動の成否に関わることもあります。求人票の交付を受けたら、なるべく早く高校へ持参もしくは郵送をしましょう!