高校を卒業して就職を考えている高校生に向けて、積極的に情報を発信している会社のサイトをご紹介するシリーズ。今回は、社会福祉法人 白山福祉会の採用サイトに注目してみました。
白山福祉会ってどんな会社?
特別養護老人ホームやショートステイ、デイサービスなどの介護保険事業をおこなう社会福祉法人です。2012年に設立され、2019年より障害福祉サービス事業も開始されます。
ケアキャリアってどんな仕事?
ケアキャリア(介護職員)とは、食事をする時にお箸やスプーンを持ってひとりで食事ができない、お風呂にひとりではいれない、ひとりで歩けないなど、手助けが必要なお年寄りの方を支えることが基本的な仕事です。その時に使う技術を介護(ケア)といいます。
また、施設で暮らす人たちの「暮らし」と「楽しみ」を作っていくのも、大事な仕事のひとつ。みんなでパンケーキを焼いてパーティーをしたり、積極的に社会や地域とコミュニケーションを取っているそうです。
自分が提供したサービスへの反応が、すぐにその場で感じられるのがこの仕事の醍醐味!とのこと。直接的に感謝が自分に伝わるのは、仕事を続けていくモチベーションになりますね。
資格はいるの?
入社時に資格は必要ありません。就職してから、「資格取得支援制度」を利用することができ、国家資格取得のために、会社が全額負担で全面的にサポートをしてくれます。
支援制度のひとつ「コヤマカレッジ」では、会社の先輩職員が講師をしてくれるので質問もしやすく、働きながらスマートフォンで受講できるEラーニングも取り入れられています。
国家資格取得に必要な実務経験を積みながら、会社の全面サポートで勉強できるのは、とても魅力的ですね。
福祉施設とレゴ?!
「自らが受けたいと思う福祉と医療の創造」を目的にしている白山福祉会では、介護施設は介護だけをする場ではなく、「暮らし」を支え、楽しみを作っていく場だ!という思いから、「施設の中に街づくり」をかかげ、それを実現させるために「レゴ」に目をつけたそうです。とても面白い発想だと思いませんか?
「働く人と利用する人だけの施設っておかしくない?社会や地域の人達にも気軽に遊びに来てほしい!」という思いから、思い立ったコミュニケーションツールが「レゴ」。
レゴ®認定プロビルダー三井淳平アートミュージアムや交流スペースを併設することで、施設には日常的に子供たちが集まってきます。
また、東京大学レゴ部と一緒に、地域の子供たちにむけて年数回ワークショップなどを開催し、施設で暮らすお年寄りと地域の方とのコミュニケーション作りをしているそうです。
自分の働く場所が、常に社会や地域とつながり、たくさんの人と交流をもてるのは、とても刺激的で楽しく仕事ができそうですね。
高卒採用の専用サイトには、入社前から入社20年後までのキャリアプランが図やグラフでとても分かりやすく載っています。自分の将来を想像しながらみると、新しい発見があるかもしれません。
社会福祉法人 白山福祉会に興味をもった人は、ぜひサイトをチェックしてみてください。