第二新卒として転職する場合、初めての転職となるケースが多いと思います。新卒就活とは少し異なる会社選びのポイントをご紹介します。
自分にあった仕事は何か、真剣に考えよう
高卒で就職をしたものの、「想像していた仕事とは違う」と感じることは少なくありません。やりたいと思っていたことと遠かったり、成長していくイメージが持てずに悩む場合もあります。
新しい活躍の場を求めて転職にトライするのはいいことですが、自分の適性や将来への希望をうやむやにしたままでは、成功をつかむことはできません。
高卒で就職をし、最初は右も左もわからない状況から一度働いてみたからこそ、気づいたことがあるのではないでしょうか。仕事から何を学び、感じたかを自己分析しておくことが大切です。
第二新卒歓迎の会社を探そう
「第二新卒が欲しい」と「第二新卒でもいい」。これは大きな違いです。後者の場合、スキル・経験があれば30代以上の人材でもかまわないと考えていることが想定されます。つまりベテラン社会人と競合する可能性があるのです。
こうした企業は求人情報に「第二新卒可」といった表記をしていることが多いようです。「第二新卒歓迎」「第二新卒採用」などと書かれていれば積極的に若い世代を欲しがっているといえるでしょう。
自分にとっての働きやすさを考えよう
新卒就活では有名企業や、イメージ上の憧れなどから、就職先を決めたという方もいるでしょう。しかし、実際の職場の環境や就業条件は働いてみないとわからないもの。長く続けていくことが難しいのではないかと違和感を感じることがあると思います。
人によって仕事の環境に求める条件や優先順位は異なります。自分の基準を明らかにしておくことで、転職後のミスマッチを防ぎましょう。
学歴のハンデをはねかえそう
同じ第二新卒、大卒と比べた時の高卒のアドバンテージは何でしょうか?第二新卒とは一般的に就職して3年以内に仕事をやめ、転職活動を行っている人を指します。
卒業して3年…25才と21才、そう、答えは年齢。転職市場において若さはポテンシャルがあると捉えられます。短い期間でも、既に社会人としての経験があり、基本的なビジネスマナーが身についていながら、柔軟で適応性が高いのが高卒第二新卒者なのです。自信をもって就職活動をしてください。
可能性をせばめないで会社選びをしよう
自分のやりたいことや、適性にあった会社。自分が長く働き続けられる働きやすい会社。譲れない条件を明確にしておくことはとても大切ですが、「大手の会社にしか行きたくない」「残業は絶対いや」など自分の都合だけを主張してはうまくいきません。
会社と社員はお互いにメリットのある関係を築いていくものです。過剰な限定条件に拘ってせっかくのチャンスを失わないようにしましょう。