高卒新卒採用は高卒生の売り手市場!とはいえ、ライバルに差をつけるためにも、就職に有利な資格を取っておきたいですよね。今回は、高校在学中に取得できるおすすめの資格をご紹介します。
業界別、おすすめ資格
就職に有利な資格を選ぶには、「将来自分がどんな仕事に就きたいか」を明確にすることが大切です。高卒就職生に人気のある業界でおすすめの資格を見ていきましょう。
【不動産業界】
☆宅地建物取引主任者(宅建士)
高卒就職生が多く就職する業界の1つですが、専門的な知識や資格を持っていると、就職後の活躍に繋がります
【IT業界】
☆基本情報技術者
IT業界の入門資格です。合格率はそれほど高くありませんが、その分、資格を持っているとライバルに差をつけられます。
☆ITパスポート
今、取得する人が増えている人気資格です。IT業界だけではなく、事務職などPCを使う職種には、パソコンスキルの証明として役立ちます。
☆MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
「ワード」や「エクセル」の基本から応用までのスキルが証明できる資格として、世界的に通用するIT資格のひとつです。試験内容が2段階に分かれているので、自分のレベルに合わせて受験することができます。
ITパスポートやMOSは、IT関連企業だけでなく、PC作業の多い事務職など、多くの仕事に活かせる有利な資格になります。
【介護業界】
☆介護職員初任者研修
ホームヘルパー2級から名前が変わった民間の資格です。応募資格の制限がないので、高校生でも取得しやすい資格になります。介護施設だけではなく、病院やケアセンターなど働く場の幅が広く、求人数が多いのも資格取得の魅力のひとつです。また、介護福祉士へのキャリアアップを目指せる資格として注目されています。
【事務職】
☆簿記検定
簿記の知識は、税務や経理の分野で重宝されるので、事務系の仕事に活かせる資格です。
簿記の検定では、「日商簿記」「全経簿記」「全商簿記」など、検定の主催者によっていくつかあります。高校生の場合は、最もポピュラーな日本商工会議所主催「日商簿記」の3級からの受験がおすすめです。
☆電卓検定技能試験
電卓を使った計算の正確さや速さなど、電卓の操作スキルを測る検定です。経理や財務の分野のほか、統計調査のデータ分析など数字を扱う幅広い分野に活かせる資格です。
面接官にアピールできる資格
履歴書に書いておけば、面接の時に「おやっ!」と注目してもらえる資格もご紹介しましょう。話のネタになり、好印象を与えるきっかけになります。
☆秘書検定
秘書検定は、秘書になりたい人だけの資格ではありません。社会人としての常識やビジネスマナーが備わっていることを証明する資格になります。面接官に「社会人になる準備ができているな」と感じてもらえるはずです。
☆ペン字
字が綺麗だと、人に好印象を与えます。PC入力が増えても、手書きで記入する場面は意外と多いもの。綺麗な字を書ける人は、会社でもとても重宝がられます。
まとめ
いかがでしたか?
資格があれば必ず就職できるというものではありませんが、資格取得のための勉強は、なりたい仕事への知識を深め、自分自身のスキルUPにもなります。これから始まる就職活動で、ライバルの一歩先を行くためにも、ぜひあなたに必要な資格を探してみてください!!