高卒での就職を考える高校生の皆さん!自分が社会人になって働いているイメージ…わきますか?高校を卒業して入社したら毎日通う職場、会社で一緒に働く先輩方、5年・10年後の自分の姿。高卒新卒向けの求人票だけでは読みとりづらい情報をキャッチする方法があります!
企業のサイトをチェック!
今や会社情報をネットで公開していない企業は少なくなりました。会社の所在地や従業員の数など、ごく基本的な情報だけを載せている会社から、事業の内容を詳しく紹介しているサイトまで充実度はさまざま。シンプルな会社紹介のみのサイトでも会社の建物や扱っている商品・サービスの写真など、求人票にプラスαの情報があります。
高卒新卒の採用を積極的に行っている企業の中には自社のサイトに「高校生向け専用ページ」を設置しているところも。高校生の皆さんへの情報発信を目的に、仕事の内容や高卒で入社した社員の体験談インタビューなどを掲載しています。
職場を撮影した動画や高卒入社社員のキャリアプランなどをわかりやすく紹介するコンテンツを公開している企業もあり、とても参考になります。
先輩社員の話しをチェック!
通っている高校から毎年卒業生が就職しているような、学校との関係の強い企業もあります。就職先として真剣に考えたい、と思ったら先生に相談してぜひ先輩にコンタクトをとってみましょう。
直接会うことが難しくても、電話やメールで聞きたいことを教えてもらうことはできるのではないでしょうか。先輩社員の活躍の様子を積極的に伝えたい、と思っている企業も多くありますので遠慮せずアプローチしてみてください。
進路指導の先生の話をチェック!
先生方は求人票にはないさまざまな情報をお持ちです。企業の担当者が学校を訪問し、求人票に載せきれないことを進路指導担当の先生に伝えることもあります。生徒を安心して任せられる会社なのか、という観点で企業情報をしっかりと吟味していますので興味を持った会社について意見を聞いてみましょう。
もうひとつ、身近な先生にぜひ聞いて欲しいのは外側から見た「自分の個性」。弱点や苦手だと思っていたことも、実は強みになることもあります。多くの生徒と企業のマッチングを経験している先生の見方は、自分だけで考える適した仕事とは違うアイデアがあるかもしれません。
情報集めが就職活動のキモ!
高校生の就職活動は短期決戦。今とても人気の高い高卒新卒生は就職自体は決めやすい状況にあります。ただ、入社して3年以内に4割が仕事を辞めているのも現実。悔いのない就職活動になるよう、しっかりと情報取集をしてくださいね。