高卒での就職を考える高校生の皆さん、就職活動ってどんなスケジュールで進むのか気になりますよね?地域や学校によって少し違うところもありますが、基本的な流れをチェックしておきましょう!
2018年の求人情報を見られるのは7月1日から
毎年7月1日以降、学校にハローワークの確認が済んだ求人票が届き始めます。企業の担当者が直接高校に持ってきたり、郵送されてくるものは現物を進路指導室で閲覧することができます。
また、7月1日からは「高卒就職情報WEB提供サービス」で全国の高校生を対象とした新卒採用の求人票が公開されます。「地元以外での就職もありだな」と思う高校生はどのような求人があるのか検索してみることができますので、進路指導担当の先生に相談してみててください。(利用にはIDとパスワードが必要です)
夏休みは会社見学
応募候補の企業を数社に絞り込んだら、必ず会社見学に行きましょう。高校生は1人1社の第一志望企業にしか応募することができません。高校生の場合、内定が出れば就職先はほぼ決定。卒業後、毎日働く職場ですからしっかり自分の目で確認してください。
応募前の職場見学などでは、選考につながるような働きかけや確認は禁止されています。会社側から何かをチェックされる、ということはありませんのでリラックスして企業の雰囲気を確かめましょう。スケジュールが許せば数社を見比べることもできます。積極的に足を運んでください。
応募希望先を決定
8月初旬には応募したい第一志望の企業を決定。特定の企業へ希望者が集中した場合などには校内選考が行われることもあります。応募企業が定まったら、提出する履歴書を作成し応募開始に備えます。
9月5日応募開始!
いよいよ企業へ応募書類を送付します。夏休みに一生懸命つくった履歴書と学校の調査書・推薦状を郵送。受付けた企業から実際の選考の日程などの連絡が学校に来るのを待ちます。
9月16日採用試験スタート
基本的に高校生の採用試験には必ず面接があります。場合によっては作文やペーパーテストなどがあることも。緊張するな、という方が無理でしょうが落ち着いて自信を持って臨めるようしっかり準備をしておきましょう。
採用試験からは1週間~10日程度で合否の連絡が高校宛に届きます。「内定」が出たら就職活動は終了です。
高校生が応募できる企業は1社のみ。不採用となった場合には改めて別の企業に応募することになります。ガッカリするとは思いますが、近年は就職を考える高校生1人に対し2倍以上の求人があります。慌てず焦らず自分に合った企業を見つけてください。
10月(11月)以降は複数応募が可能
同時に2社の応募ができるようになります。1社の選考が進んでいる間に、他の希望する企業の募集をみつけた場合などには並行して採用試験を受けることが可能に。高校生を採用したい企業はたくさんありますので、先生や保護者の方と相談しながら活動をすすめましょう。
いかがでしたか?時期がくれば学校から指導のある就職活動ですが、情報集めを始めるのに早すぎることはありません。準備をしっかりして、納得・満足できる就職活動にしてくださいね。