今回は、公式サイトの採用ページに大きく「高校生採用」をかかげている株式会社木曽路をご紹介します。サイトには独自の人材育成方針が詳しく説明されています。さっそく内容をチェックしてみましょう。
木曽路ってどんな会社?
事業内容は木曽路(しゃぶしゃぶ・日本料理)119店舗を中心にグループ全体で160店舗(平成28年8月現在)を運営する飲食店経営です。1部上場(東証・名証)の安定企業であり、基本理念にかかげているのは「よりおいしい料理をお値打ちに真心を込めたサービスで提供し、多くの人々に外食の楽しさを感じていただく」こと。会社の優位性を磨きながら、新たなフードビジネスの構築をすすめています。
本気の職人育成システム
木曽路は和食のプロの職人育成に本気で取り組んでいます。調理スクール制度を設立し「配属営業店勤務」と「寮生活」、「スクール研修」で新入社員を支えています。
設立から25年を経た「木曽路調理スクール」は職場に慣れながら調理技術を身につける一年制スクールです。1年間で社会人としての考え方や規律・礼儀、和食料理人としての技術の基本を一から教える木曽路独自の仕組み。新入社員の基本的な1週間のスケジュールは週休2日を基本に週2日を学びにあて、週3日は店舗で実際に働くというスタイルです。
スクールの日は木曽路本社に全員が集まり1日の座学、1日の調理実習を行い日本料理の基礎を身につけていきます。いずれも授業料は無料。また、週3日の店舗勤務では料理長や先輩の動きを見ながらお客様に提供するお料理にたずさわります。もちろん給与が支払われます。
生活面では、ひとり一部屋の寮(月額5000円)が用意されており安心して新生活を始めることができます。励ましあい、時に競いあう全国から集まった仲間は、心強い存在になることでしょう。このように「学ぶ」と「働く」を両立し、経験を積むことができる仕組みが整っています。2年目からは希望を考慮したうえで、各店舗に配属されるということです。
一流の「和」のおもてなし
一流の和食料理人育成とともに、「サービス・おもてなしの一流」をめざす正社員も募集しています。着物の着付けや身だしなみ、規律礼節、所作、言葉遣いなどを身につけ、目指すのは接客のプロフェッショナル。店舗で実際に接客をしながら、お店の一員として自分を磨いていくことができます。
先輩社員のお話しからは、毎日のお客様との関わりにやりがいと成長の手ごたえを感じていることがわかります。この職種は基本的に自宅から通勤可能な店舗への配属となりますので、地元で長く働きたい方におすすめです。
採用募集への応募は、学校を通じてする必要があります。興味を持たれた方は、専用サイトをご覧になり学校の進路指導担当の先生に相談してみてください。