初めて体験する就職の面接…ドキドキしますよね。しかし、怖れることはありません。いくつかの大事なポイントさえ押さえて準備をしておけば、自信を持って面接に臨めますよ。
第一印象で好き嫌いが決まる?
採用担当者との「出会い」はとても短い時間です。高校からの新卒採用の場合、面接の回数や時間は限られ、広く浅く質問されることも多いようです。面接でよい印象を持ってもらうことは「好かれること」と言い換えてもいいかもしれません。
本当の自分を知ってもらうには時間がかかりますが、好き嫌いは第一印象で決まるといわれています。では、どんなことに気をつければいいのでしょう?心がけ次第ですぐに改善でき、好印象につながる5つのポイントをあげてみました。
笑顔
さわやかな笑顔は相手を安心させます。また、笑顔は「理解している」「興味がある」というサインでもあります。採用担当者も人間、笑顔で話してくれる生徒には好感を持つはずです。とはいっても、実際に面と向かうと緊張して顔がこわばりそうな気がしますよね。
普段から笑顔を心がけ、特に知らない大人と話すときにニッコリしてみてください。いい反応が返ってくるとわかれば、自然に笑顔を作れるようになるでしょう。
身だしなみ
決して、おしゃれになりましょうというわけではありません。身だしなみのポイントは、不快感を与えないこと。髪型、靴、服装は清潔感を第一に考えてください。大事なことは自分のルールではなく、相手の受け取り方を想像できることです。
相手がどう思うか、という配慮ができる力があることをきちんと示しましょう。
態度・姿勢
待合室でも油断しないでくださいね。だらしない座り方やスマホいじりなど、悪い目立ち方をして損をすることがあります。短い時間です。背筋を伸ばし「会社の人が見ているかもしれない」と思って過ごしましょう。
話し方
あいさつ、返事、言葉づかい、声の大きさやトーンで、相手に与える印象は大きく変わります。普段からいろんな人と話をしている人ほど、魅力的な話し方ができるものです。友人や家族に自分の話し方について意見をもらったり、「いい感じだな」と思った人の話し方をマネてみるなど、言葉選びや声の出し方について客観的な目線を持つといいでしょう。
仕事をするときに重要視されるのはコミュニケーション能力です。まずは伝わりやすさを意識してみてください。
自分の言葉
緊張しがちな面接ですが、何よりも大事なのは「率直さ」「自然体」です。面接の練習を重ね、好かれそうな受け答えを暗記して背伸びした姿を伝えるのではなく、自分が普段から考えていたこと、素直に感じることを簡潔に話すように心がけましょう。
採用担当者は若いみなさんの人柄を感じたいと思っています。自分の言葉で一生懸命話す姿は、好印象につながること間違いなしです。