いよいよ高卒就職採用試験が始まります。就職面接を控えている高校生の皆さんは、志望動機をまとめたり、先生や友達と面接の練習をしていることでしょう。そんな高校生に向け、「覚えておくだけで得をする」面接でのマナーを伝授したいと思います!
第一印象は数秒で決まる!
一発勝負の採用面接で重要なのは、面接官に「この人と一緒に働きたい」と思わせること。そのためには、第一印象で好印象を与えることが必要不可欠です!
面接の合否を左右する第一印象は、実は数秒で決まってしまうって知っていましたか?つまり「見た目」が大事なのです。
【第一印象をよくするポイント】
① 身だしなみ
「清潔感」がキーワードです。制服に汚れがないかチェックし、アイロンをかけておきます。靴は磨き、椅子に座った時に意外と目につく靴下もきれいなものを履いていきましょう。髪は、前日に洗髪し、整えておきましょう。
② 表情・姿勢
身だしなみを完璧にしても、暗い表情だったり姿勢が悪かったら、いい印象は与えられません。笑顔を作るのが苦手な人は、口角を上げるだけでもOK!意識的に口角をあげるだけで、明るい表情にみえます。
猫背も暗く見えがちです。胸を張るように立つだけで、姿勢はよくなります。意識してやってみてください。印象が全然変わりますよ!
③ 視線
意外と忘れがちなのが、視線です。緊張のあまり目が泳いでしまったり、伏し目がちだと、いい印象は与えられません。しっかり面接官の目を見ましょう。笑顔で目があうと「感じがいい人だな」と思うものです。ぜひ、実行してみてくださいね。
面接中に好印象を与えるコツは2つ!
第一印象で好印象を与えられたら、その後の質疑応答もいい雰囲気に!内定をつかむためにも、面接官にさらに好印象を与えましょう。
① 相手の目をみて、大きな声ではっきり答える
目を見て話すと、「伝えたい」という思いが伝わり、あなたの言葉がより面接官に届きやすくなります。また、早口にならないように落ち着いて話すことも、大切です。
② あいづちは「はい」
面接官の話を聞くときは、きちんとあいづちをうちながら聞きましょう。相槌は必ず「はい」。「ええ」や「うん」はNGです。
面接で緊張しないための3つの秘訣
最後に、就職採用面接で、緊張しないためにはどうしたらいいかをお伝えしたいと思います。
秘訣は3つ!
① 緊張するのは当然だと理解する
「緊張してきた、どうしよう」と焦ってしまっては、ますます緊張が高まるだけです。「緊張した方が集中できる!」くらいの気持ちでいれば、心に少し余裕ができますよ。
② 結論から話す
質問されたら、まず結論を話しましょう。先に結論を伝えておけば、その後、緊張で頭が真っ白になってしどろもどろになっても、「結局、何がいいたいんだ?」と面接官に思われることはありません。
③ 面接は会社の事を知るチャンスととらえる
主に質問される側ではありますが、面接は会社があなたを知る場であると同時に、あなたが会社を知る場でもあります。「この機会に、自分が確かめたいことを聞こう!」という気持ちで臨んでみましょう。
自分の努力を信じる
マナーとは少しそれますが、内定を勝ち取るために一番大事なものは「自信」です。面接にむけて、あなたはたくさん努力してきました。会社の事を調べ、志望動機を考え、面接の模擬練習も繰り返したことでしょう。
努力すれば必ずうまくいくとは限りませんが、しっかりと準備をした自分の努力を信じることは、成功への近道です。自分を信じて、採用面接で最大限の力を発揮してください!