内定をもらってから入社するまでの時間は、社会人として独り立ちするまでの貴重な準備期間です。入社してから「やっておけばよかった」と後悔しないためにも、計画的に過ごしたいものですよね。
そこで今回は、内定をもらった高校生が、就職するまでにやるべき準備を4つご紹介したいと思います。
①規則正しい生活習慣を身につける
「高校生活で身についているから大丈夫!」と思うかもしれませんが、卒業後に気が緩んでしまい、夜更かし・朝寝坊になりがちです。楽な習慣はすぐに身についてしまいます。ただ寝坊をしないというだけではなく、睡眠時間をきちんと確保した上で、早起きする習慣を身につけましょう。
また、就職後は慣れない仕事で疲れが溜まり、体調を崩しやすくなります。疲れをため込まずに過ごせるよう、自分なりのリフレッシュ方法を見つけておくのも良いでしょう。
②情報収集や資格取得に時間を使う
就職活動中に情報収集した会社の情報が新しくなっている場合もあります。入社後にスムーズに仕事ができるように、就職する会社の最新情報を新聞やネットできちんと確認しておきましょう。
また、使える時間が多い今だからこそやっておきたいのが、資格の取得です。「普通自動車運転免許」などは、仕事をする上で役に立つことの多い資格なのでおススメです。仕事に関係する本を読んでおくのも良いでしょう。
③就職に必要な物を準備する
就職後は何かと忙しくなり、なかなか買いに行く時間がないものです。入社後焦らないように、スーツや靴、かばんなど仕事に必要な物は必ず入社前に用意しておきましょう。
履きなれないヒール靴や革靴などは、あらかじめ履く練習をして履きならしておくと、靴ずれの心配もなく安心です。
④社会人としての自覚を持つ
高校時代とは異なり、社会人になると人間関係や生活スタイル、守るべきルールなど責任の重さも変わってきます。
経済的に自立するのはもちろんのこと、精神的に自立することも求められます。「体調を崩して休む」「寝坊して遅刻する」「提出物を出し忘れる」など、高校生の時は自分が困るだけで済んだことも、社会人になると、他の人の仕事にも支障がでてくる可能性があります。
周りの人に迷惑をかけることがないように、社会人としての責任と自己管理の大切さを自覚することが大切になります。
3つのスキルを活用して職場に早くなじもう!
最後に、入社した後、職場に早くなじむためのスキルを3つ伝授したいと思います。
①自分から挨拶をする
挨拶は基本中の基本ですが、「自分から」という姿勢が大切。好感度アップの効果絶大です。人見知りな人こそ、ぜひ実践してみてください。
②声をかける時は「名前」で呼びかける
先輩や上司に声をかけるのは勇気がいりますよね。ついつい「すみません…」と声をかけてしまいがちですが、まずは、相手の名前で呼びかけてみましょう。「もう名前を憶えてくれてるんだな」という好印象につながります。
③注意されても「ありがとうございます」と言う
新人社員の時は、注意されることが多いものです。「すみません」と反省するのはもちろんですが、その後、注意してくれた先輩や上司への感謝の気持ちを伝えてみましょう。自分が成長するためのアドバイスだと前向きに捉える姿勢を見せることで、好意を持って周りから受け止めてもらえます。
いかがだったでしょうか?
入社までの貴重な時間を無駄にしないためにも、ぜひ参考にしてみてください