最終更新日: 2018-09-08
進路、どうしよう…
「将来はこんな自分になる!」と明確に決めている高校生…そんな友達の顔、思い浮かびますか?中にはそんな「すごい人」もいますが、進路決定の入り口で立ち止まってしまっている人が結構多い、というのが現実ではないでしょうか。
真面目に考えると心配になりそうで、考えること自体を避けている人もいるかもしれません。高校を卒業したら未知の世界に進むわけですから、不安になったり、悩んだり、迷うのも自然なことです。
不安を軽くするにはどうしたらいい?
未来に対する不安や悩みの原因を少し考えてみましょう。「何があるか」「どんな所か」「どんな人がいるか」がわからないから、知らないから、ではありませんか?必ずやってくる高校卒業という「学校を旅立つ日」。次の世界にいる自分を想像するために、どんな選択肢があるのかを探し始めてみてください。
といっても、何もむずかしいことをする必要はありません。まずは思いついたキーワードをスマホで検索したり、身近な人と話し合ったりすることから始めてみてはいかがでしょうか。興味は「芋づる式」にわいてきたりします。「これだ!」と思える何かに出会うかもしれませんよ。
「情報」から「経験」へ
さて、ネットの記事や口コミ、友人・先輩・先生・家族の話しなどで情報収集ができたとします。見聞きしたことは貴重な情報、でもまだ自分のことではありませんよね。もう少し自分にひきよせて、想像したり考えたりできるようになりたいものです。
高校卒業後の進路を「なんとなく」選ぶと「思っていたのと違う!」というギャップを感じる可能性が大きくなります。どんな感じなのかな?と思ったらまずは調べてみて、興味がわいたらぜひ自分で確かめてみてください。便利な世の中ですから「知りたい」と思ったら、たいがいのことは糸口がありそうです。
自分で決める!
高校を卒業したら、その後のほとんどのことは自分で決めることになることでしょう。コワイ言い方をすれば、「自分で決めなければならない」のです。情報を集め、自分のこととして考え、未来を切り開いていく練習を始めましょう!
おすすめしたいのは「身体を動かし、大人に会う」こと。高校在学中でも、学校外の世界に触れる機会は求めればたくさんあります。学校のカリキュラムとしてのインターンシップや、個人的に参加できる仕事体験などは社会人と交流するチャンス。仕事をする大人の話しをぜひ聞いてみてください。
「求めよ、さらば与えられん」
進学をするとしても、いずれは皆社会に出て仕事をしますよね。高校卒業後の進路は、その後の社会人としてのキャリアに大きく影響するもの。なかなか決められない!と迷ったり、悩んだりしている皆さん、少しずつでも情報を集め、行動し、考えてみてください。背中を押してくれる何かに出会うかもしれませんよ!