実際の職場体験ができるインターンシップ、高校生受入れを積極的に行っている中村留精密工業株式会社、株式会社ユーニック、日本建設株式会社での実施内容について、それぞれのサイトの活動報告ページよりご紹介します。
中村留精密工業のインターンシップ
工作機械業界で「複合加工機のトップランナー」として確固たる地位を築いている中村留精密工業では2016年5月、県内の高校から2名を受入れインターンシップを実施しました。
ある日の午前中は座学で測定について学び、午後から実際に測定具を使用しワークを測定する実習を行ったそうです。数日続く実習を通し、会社の「ものづくり」を肌で感じて、高校生が将来自分が働く姿の足掛かりとなるようなプログラムを提供しています。
ユーニックのインターンシップ
飲料の配送サービスオペレーションを中心とした株式会社ユーニック。2016年2月、東京都立の工業高校から生徒を招き、インターンシップを行いました。初日は自己紹介に続き、会社概要・業務内容を説明。その後は実際の配送オペレーションの体験を実施しました。具体的にはお客様への挨拶・空き缶回収・飲料製品の積み下ろし・自動販売機への製品補充などです。
このインターンシップを通して高校生が学んだことは「仕事の厳しさ」と「挨拶の大切さ」だそうです。「元気な挨拶」がお得意先との会話に繋がり、コミュニケーションを深めるきっかけを作る重要な役目であることを身をもって理解したとのことです。今後に生きる貴重な経験ですね。
日本建設のインターンシップ
建設工事の企画・設計・施工および関連事業を手掛ける日本建設株式会社では2015年12月に高校2年生2名のインターンシップを受入れました。建設業の果たす役割、仕事内容について説明の後、インターン生は実際の現場監督の仕事を体験したそうです。写真にはヘルメットと作業着姿で真剣に説明を聞く建設資材に囲まれた高校生の姿が。
日本建設では社会貢献の一環として、今後も広くインターンシップ、職場見学の受け入れを行っていく予定だとのことです。2016年2月には会社のホームページから直接申し込むことのできる1DAYインターンシップが実施されました。興味のある方は随時チェックしてみてください。
インターンシップは学校の学習だけでは十分会得できないことや、日常生活において身につきにくいことを学ぶチャンスです。実社会での実際的な知識や技術に触れたり、さまざまな世代の人と関わることでコミュニケーション能力を高め、社会人としてのマナーを身につけることができます。ぜひ積極的に参加してみてくださいね。