高校在学中に職場体験をできるインターンシップ制度。将来の仕事選びのきっかけにしたり、自分の思いがけない適性を発見したり、いつか選ぶ未来のために活用してみませんか?
今回は静岡県焼津市に本社をおく株式会社橋本組の事業内容と、高校生インターンシップの様子をご紹介します。参加した高校生はどのような経験をしたのでしょうか。さっそくサイトをチェックしてみましょう。
橋本組ってどんな会社?
株式会社橋本組は、大正11年の創業以来静岡県中部地方を活動の拠点をおく建設業を中心とした企業です。地域の自然環境や風土に精通し、的確なアドバイスを提供する地域密着の会社として発展してきました。
自社サイトの公共工事実績には小学校や水道局庁舎などと並び、いくつもの津波避難タワーの写真があり、地域の暮らしに深くかかわる建築物に携わっているのがわかります。
建設事業では公共事業や工場、店舗などの大規模物件とともに完全自由設計の注文住宅まで幅広い実績があります。「地域社会の発展に貢献する」を経営方針にかかげる橋本組、その他にも、以下のようなさまざまな事業を展開しています。
・土木事業
・生コンクリート製造販売
・海洋土木事業
・設計管理
・不動産開発(デベロッパー)
・太陽光発電システム
橋本組でのインターンシップ
2016年7月。高校生4名がインターンシップに参加し、職場体験をしました。現場作業実習や工事見学、意匠(デザイン)決定の手順の学習、設計図の見方など盛りだくさんの3日間だったようです。
サイトには活動の様子が写真で紹介されています。4名のインターン生に対し同じ数の社員の方がつき、机のうえの資料について説明している画像からは、高校生が真剣にお話しを聞いているのがよくわかります。
ヘルメットをかぶって港から海に向かって立つ4人。海に浮かぶ自社所有の全旋回式クレーン船“橋本丸”を眺めています。他にも建設用重機の操作体験や、通常入ることのできない施設の見学など貴重な体験になったのではないでしょうか。
参加した高校生は「大変だが、とてもやりがいのある仕事だと思った」「現場の雰囲気や働いている人たちの姿勢を肌で感じることができた」という感想を添えたお礼状を出したとのことです。橋本組のインターンシップ担当者からは「現場見学を通して、社会人として働く喜びと厳しさを感じて欲しい」とメッセージが発信されています。
インターンシップは地元の生活を支える仕事の現場を肌で感じるチャンスでもあります。働くことの意味を考える良いきっかけになりそうですね。ぜひ、積極的にチャレンジしてみてください。