誰でも最初は未経験。
経験がなくとも、若さとやる気があれば正社員への道は開けます!高卒第二新卒やフリーターが実際に就職しやすいのは、どのような仕事なのでしょうか?自分に合いそうな職種があるかチェックしてみてくださいね。
業界でいうと?
第二新卒やフリーターが正社員採用されやすい業界に共通することのひとつは慢性的な人材不足です。たとえばIT・通信業界。発展・拡大するスピードに人材の供給が追いついていません。常態的に人手が不足していて、若い働き手を求めています。
東京オリンピック特需が予想される建築・不動産業も全国的に求人数が増加。そのほかには飲食業や販売業も求人の多い業種です。
仕事をしながら知識を身につけていくことができる業種も注目です。介護など経験から学ぶことのできる専門知識や技術が必要な業界は人手不足とあいまって間口の広い業界だといえるでしょう。では職種別にみていきたいと思います。
営業職
どのような業界にも必要な営業職は、未経験で特別なスキルなしでも求人が多い仕事です。接客の経験があればおすすめ。商品やサービスを顧客に提供するという意味では共通する部分の多い仕事ですよね。
キツイ面もありますが、企業側は一度採用したら教育をして、ずっと働いてほしいと思っています。営業はやる気があれば収入も上がりやすく、やりがいのある仕事。ただ、人の入れかわりが激しい会社は要注意です。転職支援の専門家の意見などを聞きながら慎重に選んでください。
IT職
求人に対して必要な人材が絶対的に不足しているIT業界。全くの未経験者を採用する企業はやはり少ないのですが、実は学歴不問であるケースは多いのです。肩書は不要、必要なのは実務能力だけとなればいっそ経験を作ってしまいましょう。
パソコンさえあれば、プログラミングは独学でも学ぶことができます。自分のブログやホームページ作りをきっかけに、興味のあることを掘り下げて勉強し、就職につなげた例もあります。
情報処理の基本的な資格をあらかじめ取得しておくのも有利。ITパスポートのような、基本的な知識を持っている証しになる国家資格から始めてみてはいかがでしょうか。
常に人手が足りない業界なので、労働時間が長くなる傾向があるものの、その分収入も多くなるのが特徴です。実績を積めばステップアップするための転職も可能。求人の多い職種ですから興味のある人にはチャンスになります。
施工管理職
聞きなれない言葉ですが、簡単にいえばさまざまな工事や作業の現場を仕切る現場監督です。体力や集中力の他に思考能力が要求されるお仕事。
職場は建築、電気工事、土木工事などさまざまですが、安全にスムーズに工事を進められるようメンバーをまとめる役目です。仲間と共に仕事を進めるやりがいと達成感のある仕事だといえます。
求人の募集要項では「学歴不問」「高卒以上」などと書かれており、人手不足の業界でもあるので、未経験者にもチャンスがあります。社員として採用された後に技能・技術・管理業務を習得し、やがて施工管理者として現場を担当するのが一般的。未経験でもコツコツと努力をすれば確実に成長できる仕事です。