高校生の就職活動は、「1人1社制」など独特のルールがあり、高校生と企業が直接接点を持つ機会なども制限されています。そのため、限られた情報の中、学校主導で就職先を探している高校生が多いのが現状ではないでしょうか。
しかし、学校に届く求人票の中に行きたい会社が見つからない場合、学校を介さず、自分で就職先を探す「自己開拓」という選択肢もあります。今回は、「自己開拓ってなに?どうすればいい?」というあなたに、就職先の自己開拓の方法を伝授したいと思います!
「高校生が就職先を自分で探す」という選択
自己開拓とは、学校に送られてくる求人票から就職先を選ぶだけではなく、自ら就職先を調べて見つけることです。自分が興味を持っていることや、どんな仕事をしたいかを整理し、気になる企業を探してみましょう。
自己開拓を成功させる3つの方法
① ネットで探す
「高卒新卒ウェルカム!」な企業が増え、自社のWEBサイトに高卒で就職した先輩のインタビューや、日常の仕事風景を映した動画を公開するなど、積極的に情報を発信しています。(このサイトでも、積極的に高卒採用をしている企業をたくさん紹介しています!ぜひチェックしてみてください。)
自分の高校に求人票がきていないからと諦めるのは早すぎ!WEBサイトで高卒新卒向けの情報発信をしているような企業は、会社に興味を持ってくれた熱意ある高校生を歓迎します。先生から連絡をしてもらえば受験できることもあるので、気になる企業があれば、先生に相談してみましょう。
② 実際に聞く、見る
同じ高校生同士でぐるぐる悩んでいても、なかなか道は開けません。職場見学会などに積極的に参加し、会社を自分の目で見て、先輩社員や企業の人事の方の話を聞いてみましょう。知りたかったことが分かったり、新しい発見があるかもしれません。
③ 就職イベントに参加する
各地のハローワークや自治体が、高校生求人をしている企業を集めて合同説明会を実施しています。「ぜひ高校生を採用したい!」と思っている会社が参加しているので、積極的に参加してみましょう。気になる会社があれば、どんどん質問して情報をGETしましょう。会社の人に顔を覚えてもらういいチャンスになるかも?!
☆「高校生のための合同企業説明会」
・東京労働局主催
・学業に支障のない土曜日に開催
・40社ほどの企業が参加
・1分間の企業PRタイムや、企業の詳しい説明をきくことができ、自由に質問できるフリータイムもあるので、知りたい情報がGETできる
☆「ハロージョブフェスタ」
・川崎市主催
・川崎・横浜の企業を中心に約40社が参加
・対象は令和2年3月高校卒業予定者とその保護者だが、キャリア教育の一環としてどの学年でも見学が可能
☆「高校生のための合同企業説明会」
・愛知県労働協会主催
・3日間開催で、合計150社以上の企業が参加
・気になる企業ブースを訪問し、採用担当者から直接話が聞ける
ネットで検索すると、たくさんの説明会情報がヒットします。ぜひ、検索してみてください。
自己開拓で納得のいく就職活動を!
就職活動で大切なのは、自分が働きたい!と思える会社に出会えるかどうかです。学校に来る求人票だけでは見つからない場合は、ぜひ自己開拓してみましょう。自ら動くことで開ける未来があります。自己開拓を活用し、納得のいく就職先をみつけてください!!