実際の仕事のイメージってなかなか実感しにくいですよね。高卒就職を考える高校生がイメージしやすいように、仕事の内容や高卒で働いている先輩の生の声を動画で見られるサイトがあるのをご存知ですか?北陸電力と連携して送電と配電の仕事に携わる「Eリーグ北陸」の先輩の仕事がわかる動画をご紹介します。
Eリーグ北陸って?
まるでスポーツチームのような名前の「Eリーグ北陸」。北陸電力と連携して、電気を安全に皆さんに届ける配電工事の企業のグループなんです。
「送電」と「配電」は、発電した電力を一軒一軒の家庭やオフィス、商業施設に届けるのが仕事です。作って何年もたつ送電配電の設備の改修工事、天候や災害のトラブルの時にいちはやく設備を直したり、新しい施設が出来るときには新しい送電配電の設備をつくったりしています。
送電、配電ってそれぞれどんな仕事なの?
送電、配電という言葉を初めて聞いた人もいるかもしれませんね。「送電」は発電所で作られた電気を、地域の変電所まで届けるのが仕事です。電気の「静脈」を作る重要な仕事です。送電ルートを作るときは、何度も何度も調査をして、計画を練って、北陸電力と協力して工事を進めます。何十年も先まで安全に電気を送り続けるためには、念入りな計画が必要なのです。
その計画に基づいて、鉄塔を作り、電線を架けていきます。時にはひとつの鉄塔を作るのに丸2年以上もかかることもあるそうですが、やりがいのある仕事です。そして、過酷な自然環境の中にある鉄塔や電線を守るために、点検や補修や交換を行うのも大切な仕事です。北陸新幹線に電気を送るのも送電マンの仕事です。自分の仕事で新幹線が動いているというのは誇らしいですね。
「配電」は一軒一軒の家庭、オフィス、工場などに電気を届ける仕事です。電柱を建てて、電線を架けて、電気を送ります。最近は、電線を地下に埋める「無電柱化」の工事もやっています。また、事故や火災、自然災害などで停電した時にいちはやく現場にかけつけて復旧作業を行うのも重要な仕事です。
災害の時など、電気が届くことで、どれだけ人々が救われるかを想像すると本当に重要な仕事です。
送電マンも配電マンも、24時間365日みんなが安心して電気を使えるためにとても重要な役割を担っているのです。
どんな魅力があるの?
Eリーグ北陸での仕事にはどんな魅力があるのでしょうか?まずは配電マン、送電マンの仕事はが地域のみんなの暮らしの安心安全を支えているということ。みんなの生活を支える仕事は本当にやりがいがあります。自分の仕事に誇りが持てますよね。
そして、電気はみんなの暮らしに必要不可欠なので、これまでもこれからも安定した仕事だと言えること。北陸電力と提携しているので、企業としても安定しています。鉄塔や電柱など高いところで仕事をすることも多いですが「上から見る景色は最高!」と言っている先輩もいますよ。
サイトには、先輩社員の生の声や、1日の仕事の流れを見られる動画もあります。ぜひチェックしてみてくださいね。