面接は真剣勝負!
高卒就職の就職活動準備として欠かせないのが「面接対策」です。高校生にとって、採用試験対策の最重要ポイントといっても言い過ぎではありません。
なぜなら企業にとっても真剣勝負だから!正社員として採用する高校生の人柄をよく知りたい、と思ってもじっくりと話をする場面はなかなか無いのが実情です。高卒新卒採用はほとんどの場合1回の面接で合否を決めなければなりません。採用活動に制限のある高卒新卒採用では、応募者である高校生の人物像を見るチャンスが「たった1回の面接」の機会に限られているのです。
では企業の採用担当者は高校生のどんな所に注目しているのでしょう?面接官が知りたいのは、あなたの「ものごとに向かう姿勢」。高校生に大人並みの受けこたえを期待している担当者は多くありません。素直に、真剣に人と向き合うことができるか、がポイントです。面接のためにしっかり準備をしてきた、ということが伝われば好い印象を与えることができますよ。
基本は学校の指導
早い学校は6月頃から面接の指導が始まります。進路指導の先生や外部の専門家に直接アドバイスをもらうことができるので真剣に取り組みましょう。入退室の動作、挨拶の仕方、質問への回答…いろいろな指導を受けると思いますが、全部をすぐに身に付けることは難しいもの。欲張らず「1つずつ」直すようにしてみてくださいね。
丸暗記は危険!
想定されるさまざまな質問に答えられるよう、自分なりの回答を考えておくことはとても大切です。書き出したり、作文をしたりして準備する人も多いかもしれませんね。ただ、自己紹介や志望動機を丸暗記して棒読みのようになるのはかえってよくありません。
面接官は高校生の皆さんが緊張しているのをよくわかっています。間違えたり、言葉につまっても全く問題なし!気持ちがのった言葉で話す方が、あなたらしさが伝わります。
緊張に慣れておこう!
高校生の皆さんは大人と敬語で会話する機会ってどのくらいありますか?採用試験は9月。企業の採用担当者の面接に向かう前に、大人と話すことに慣れておくようにしてはどうでしょう。
意識的に少し遠い関係の大人と、きちんと敬語で話してみましょう。可能であれば、自分や仕事のこと、進路選択、将来の夢など面接で話題になるようなテーマについて話せればベスト!近所の人や親せき、気になる会社に勤めている学校の先輩など積極的に会話をするチャンスをつくってみてください。自分らしく、思っていることを話せたらとても自信がつきますよ!